初めての車と恋愛は相席屋に限る

初めての車と恋愛は相席屋に限る

初めての車と恋愛は相席屋に限る

人生で初めて車を買ったのが5年前になるのですが、一人で行こうとしていた私に、男の子の友達がついてきてくれました。

 

 

 

その子はもう結婚していて、私と付き合っているだとか、実は私はその子のことが好きだとか、そういった艶っぽいお話は全くなかったのですが、私が一人で車を買いに行こうとしていることを伝えると、「大丈夫か!?お前100万って言われたら絶対値切りもせずに100万で買う気だろ!

 

 

 

俺が一緒に行って値切ってやる!」と言ってくれ、心配だということで1日つぶしてついてきてくれました。

 

 

 

 

当時とにかくお金がなかった私は、一番安い金額で買える車を買おうと思っていて、なけなしの貯金をかき集めて持って行っており、払える分だけ払って、残りはローンにしようと考えていました。地元には車屋さんが集まった町があり、そのあたりを友人と一緒に回りながら、一件一件見積もりを出してもらいました。

 

 

 

 

 

それまで車屋さんなんて一度も入ったことはなかったですが、車屋さんというのは本当に一軒一軒対応が違っていて、当たり前ですが、いいところもあればそうでもないところもありました。

 

 

 

 

同じ会社で同じ車を見ているのに、全く違う金額を提示されたり、キャンペーンの話を一方はしてくれるのに一方はしてくれなかったり、明らかに、この人大丈夫かなというおじさんに接客され、執拗に高いマットレスを売りつけられそうになって笑いが止まらなかったりしましたが、結局最後には、一番値引いてくれ、一番飾らず私が得になるようにキャンペーンなど提示してくれた営業さんがいたお店で買いました。

 

 

 

 

友人は自分で言ったとおり、とても鮮やかな手口で値引いてくれ、新車で、一番安い車なのにこんなに!?というくらいお得に買うことが出来ました。二人で車屋さんを回り、その辺の汚いお店でご飯を食べて、他愛の無い話をして、決して恋にはならない相手なのですが、なんだか学生時代に戻ったような気持ちになりました。

 

 

 

 

その後その彼のところには子供が生まれ、もう二人で遊ぶこともなくなってしまいましたが、今でも愛車に乗るたびに、あの時あの子が一緒に行ってくれたんだよな、と思い出して、心が温かくなります。


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